--[No.10]-- by Sysop. --------------------------------
【4WDへの過信】
SnowDrive  1月8日は久しぶりの降雪でした。約1ヶ月積雪がありませんでした。この時期,(年が明けていますので)殆どのクルマはスタッドレスに履き替えていますのでさほど問題はないのですが,12月の初雪・初積雪の頃には夏用タイヤのまま雪道を走って事故を起こす例が少なからず見られます。通勤途上あちこちで路肩に落ちたりボディを凹ましたりした事故現場を目撃するものです。
 ところが,意外なことにそれら事故車両の多くが4WD車なんですねぇ,これが。何故でしょう・・?。
 その答えが表題のとおりなんです。雪道での発進時には確かに4WDの効果は絶大で,次いでFF(前輪駆動),FR(後輪駆動)は一番不利です。ところが,走り出しているクルマを止める制動時には,4WDとかFF,FRによる差がなくなります。条件はほぼ同じなんですね。雪道の制動時にはアンチロックブレーキ付き車が有利?。(我が家のクルマには付いてませんが・・)。
 おそらく,多少の積雪路であろうが4駆であればすんなり発進できますので,つい油断してしまうのですね。これが発進に不利なFR車だと下手なことをしようものならすぐに後ろが振られてしまい,FF車や4WDほどすんなりスピードが出せません。スピードを出さない分FR車の方が安全かも知れないですね。

【これ以上吹雪くと,前が真っ白状態!】
White out  もう一つの理由が4WD車のタイヤにあるように思います。最近のRV,4駆ブームも手伝ってか,街中ではまず不要と思われる全天候型と称する荒いパターンのタイヤを履いた4WDが多いですね。各タイヤメーカーも4WD用には,乗用車のようなおとなしいラジアルタイヤをあまり出していません。殆ど全天候型なんです。これがまずい,と思うのです。視覚的につい雪道でもいけそう?という気になっちゃうのかな?。普通のラジアルよりは多少効果があるかも知れませんが,冬用タイヤではありません。おまけに大型4WD用タイヤは径も幅も大きいサイズです。タイヤ径は大きい方がいい(例:ジムニーのタイヤ)と思いますが,幅広タイヤは逆効果なんですよ?!。ちなみに,我が家のカミさんのプリメーラ(FF車)の夏タイヤは195サイズですが,冬タイヤは185サイズなんですよー。

 最後に。除雪も何もしてない雪道を走破することを当地では「荒道(あらみち)を越す」と申しますが,最近の暖冬と除雪体制の充実からあまり「荒道」を越さなくてもよくなりました。ですから普段はFF車で十分。荒道用に一番のお薦めは,先ほど登場のジムニーです!。スキー場へ出かける人にはやはり4WDですねぇ。

書き忘れてました。
 一番お薦めな雪道対策です。それはタイヤチェーンです。亀甲形とかゴム型とか,新製品がいろいろ出てますが,やはり昔ながらの梯子型が一番安上がりでお薦めです。チェーンは巻き付けるのが不便と言われますが,一発で巻き付ける方法もあります。ま,一般的には,平坦路に伸ばして置いたチェーンの上にクルマを移動してタイヤを乗せる方法が普通。新製品の多くはワンタッチで装・脱着できるとかをうたい文句にしていますが,ひどいのになるとジャッキアップ必須とか,案外ごちゃごちゃ時間をかけて装着している例が多い。しかも普通のチェーンの2,3倍もの値段!!(笑)

-- [No.10] wrote by Kenji Yoshio ---------------------

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